東御門など、歴史的な遺構を今に伝える駿府公園。紅葉山庭園は、歴史的な背景を活かし、
お城の大名庭園に見られるような、遊びと楽しさを基調として創られました。
この庭園は、4つの庭と茶室から成り立ています。
4つの庭について
1里の庭
玄関門を入り、まず最初に出会うのが四阿(あずまや)周辺の「里の庭」。
四阿から眺める庭園は絶景。清々しい空気の中、しばし時を忘れてしまいそうです。
2海の庭
箱根越えを思いださせる庭です。石組みで表現した荒磯周辺。
松原周辺は、伸びやかで悠々とした「海の庭」です。
3山里の庭
茶畑に見立てたサツキのうねと芝に囲まれた築山は、駿河の国の象徴富士山。
紅葉山庭園の中心となり、中腹の展望台からは庭園全体が見渡せます。
山から里へ、高低の変化も楽しい「山里の庭」です。
4山の庭
奥へだんだん進むと爽快な滝がひかえています。木漏れ日さす山道から滝へ、
「山の庭」は回遊散築のクライマックスを演出します。
庭園の「海の庭」 後ろのビルは、静岡県庁です。 |
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安倍川の流れを再現した川です。 |