大歳御祖(おおとしおみや)神社の場所
赤鳥居から入って神門と拝殿を通ると見えるのが大歳御祖神社の本殿です。
大歳御祖神社について
おいなりさんのお母さんと雷神がまつってあります。
主神がおいなりさんなので、神社の横にある旗や鳥居が赤いのです。
参拝者休憩所側のトイレの近くの路地から道路に出て、渡ると西草深町の公園に石碑があって、「焼津辺に行きしかば駿河なる安倍の市道に逢ひし児らはも」と、言う歌が彫ってあります。
『万葉集』に収められている、春日蔵首老の歌で、「旅をして焼津辺りまできたが、安倍の市で出会った少女たちのことが忘れられないことだ」という意味です。
大歳御祖神社は近くだった、という説もあるそうです。
麓山(はやま)神社の場所
八千戈(やちほこ)神社の隣に「百段」という麓山神社参道があります。 人が登っているところを見るとどれほど高いのかが良くわかりました。 登り終えるとまた、20段ほどの階段が二つありました。
その階段は、昔、階段の中が空洞になっていて歩くたびに音がしたそうですが、今は空洞が埋められてしまい音はしなくなっています。
2個目の階段の手前に「鳴り岩」という岩があり、岩の手前を足で踏みつけると、不思議な音がするという、七不思議のひとつがあります。
二つの階段を登り終えると麓山神社に着きます。
麓山神社について
主神は大山祇命(おおやまずみのみこと)で、日本武尊(やまとたけるのみこと)もまつっているそうです。
主神は、本社(浅間神社)の木之花咲耶姫命の御父神になっています。
大山祇命は、山の神で神社は山宮(やまのみや)とも言われたそうで、時代も古いそうです。
宮元八ヶ町の氏神でもあるそうです。