本文へジャンプ
               
自分史のつくり方

自分の生い立ちや苦労話を夢中になって友人に話しかけ、時の経つのを忘れてしまうという経験を持つ人は多いようです。自分史づくりは「自分を何らかの形」で表現したい気持ちの現れなのです。
このページでは「自分史づくりのつくり方」というテーマで、みなさんの創作活動をサポートしていきます。この講座が、自分史づくりのヒントになってくるれば幸いです。

 自分史は、書く楽しさと書き終わった時の達成感がある。
 他人に読んで貰う楽しさがある反面、読み手を配慮した書き方が必要でしょう。

つまり、自己中心型の読み手を意識しない書き方では、読者は本題に入る前に、ページを閉じてしまうでしょう。そのためには充分な基本的理解と構想を立てる必要があります。

そうです!!!貴方は、「プロ意識」を待って創作に当たる心構えが必要です。だからといって特別難しいことではありません。

 自分史の発想
どういうジャンル、どんなテーマで書くかを決めます。「事実」を「記憶」により「記録」するのです。

ジャンル 区分 資料・素材
自分史 年代区分
(生前、幼児期、学校時代、社会人、定年)
写真、絵画、私の宝物など
家族史 人物区分
(父母、夫婦、子供、孫など)
家系史 年代・地域区分
(家系の始め、地域、移動、定住など)
戸籍謄本、過去帳、地域史など

ジャンルは、自分史、家族史などを、織り交ぜて記述した方が、深みが出るでしょう。

資料・素材の収集と取材
  • 日記、写真帳、手紙、賞状、給与明細書、免許証などの証明書類など
  • 机の引出しの小物、本棚の愛読書、押入の中の小物、物置のガラクタなど
  • 出生地の写真・地図、移転した元の家、元の学校・会社などの写真
  • 戸籍謄本、過去帳、改正原戸籍謄本、家紋など
  • 自分の生年から今日の年表(日本、世界の主な出来事)、好きなタレントの生死などの消息
  • カツト、マーク、ボタン、背景画像などのイラスト類の収集、取材、入手 が必要。
ただし、資料・素材がなければ書けないわけではありません。「文字だけの自分史」もあります。

年表づくりの重要性
 私の履歴書づくりからスタート
誕生         昭和00年
故郷         東京都新宿区
家族         父親、母親、兄弟
学校時代      幼稚園・・・・・・・・大学
就職         5社受けて、東京商事に入社・・・・・・
恋愛・結婚     00さんと結婚
子育て       長男誕生・・・
マイホーム建設  ・・・・・・
単身赴任      ・・・・・・
昇進         静岡支店長になる
趣味         ゴルフ、山登り
定年退職      ・・・・・・
長男の結婚     ・・・・・・・
長女が海外留学  ・・・・・・・

 私のワークシート
 年号   西暦                  
 元号                    
   自分の出来事 誕生 小学校入学   大学入学  就職 結婚   長男誕生 長女留学  ゴルフ優勝  単身赴任 定年退職 
   社会の動き                    
   世界の動き                    
   町の出来事                    

 よい自分史とは
自分史は、だれかに読んでもらうものです。
自分が伝えたいこと、主張すべきことが述べられていますか。
内容がわかりやすく、面白く読めますか。
心のこもった文章が、出来事が書かれていますか。
自慢話やオーバーな表現がありますか。




関連リンク: 歴史とロマンを探る夢出あい旅 サイバー五十三次しずおか創造ネット
copyright©NPO法人しずおか創造ネット